娘には小麦アレルギーがあります。
アレルギーがわかるまでの経緯と、アレルギー外来での受診結果、治療について時系列で経過を記録しています。
《食物アレルギー①》母乳によるアレルギー反応の可能性を指摘されるまで。
・生後すぐ~ 全身の湿疹が治らない。
・3m5d 湿疹に加え、呼吸がヒューヒューいうため小児科を受診するも様子をみましょうで終わる。
・3m10d 全身の湿疹と呼吸のヒューヒューが長期治らず自己判断で転院。湿疹についてはアレルギー外来の受診をすすめられる。
・3m15d アレルギー外来初受診。湿疹は食物アレルギーの可能性を指摘される。
《食物アレルギー②》ステロイド剤の塗布と三大アレルゲンの除去
・3m15d ステロイド剤の塗布開始。
・3m28d ママの三大アレルゲン除去開始。
・4m4d 小麦負荷試験開始。アレルギー反応がでる。
《食物アレルギー③》小麦アレルギー疑惑。小麦を除去することで、肌荒れが改善。
・4m5d 呼吸のヒューヒューが1か月以上おさまらず、小児科医から食物アレルギーかアレルギー体質による症状の可能性が高いと指摘。
・4m7d 急遽アレルギー外来受診。小麦アレルギーの可能性を指摘される。小麦除去開始。抗アレルギー剤の投与開始。
・4m21d 肌荒れが改善。胸の音もクリアに。薬の投与を一旦終了。小麦除去は継続。
《食物アレルギー④》血液検査の結果とママの小麦解禁へ。でも再びアレルギー症状が…。
・6m2d 血液検査実施
・6m15d 血液検査の結果、アレルギー数値は陰性。ママの小麦解禁へ
・6m18d 小麦解禁したとたん、アレルギー症状が。
・6m20d 呼吸障害がでる。
・6m23d かかりつけ医を受診。投薬・吸入再開。
・6m24d 呼吸状態悪化。ステロイドの吸入を追加。
《食物アレルギー⑤》再び小麦除去。乳製品でもアレルギー症状が。
・6m30d アレルギー外来受診。再び小麦除去することに。
・7m4d 乳製品でもアレルギー症状が。
・7m6d アレルギー外来受診。乳製品は負荷試験へ、卵は当面除去。
《食物アレルギー⑥》食物アレルギーの次はぜんそく疑惑
7m13d 呼吸がゼーゼーいいはじめる
7m14d 予防接種打てず。胸の音もゼーゼー。
7m17d 悪化する体調
7m20d アレルギーの次はぜんそく疑惑
7m27d 長期投薬スタート
《食物アレルギー⑦》予防接種クリア!乳製品の負荷試験に進むもまたしても挫折。
・8m17d やっと体調回復!予防接種もOKに
・9m2d 予防接種打てました。
・9m9d ヨーグルト(乳製品)負荷試験スタート
・9m17d ヨーグルト1.5さじに追加
・9m20d 下痢がはじまる
・9m23d 外来受診
・10m5d 下痢がおさまってくる
4m5d 呼吸障害もアレルギーの症状?
生後3か月頃からずっと呼吸のヒューヒューが治らず、アレルギー外来と並行して小児科でも何度も受診をしていました。
小児科ではRSウイルス、インフルエンザ、百日咳の検査をしてもらいましたが全て陰性。
抗生剤も投与してもらいましたがなかなか胸の音がクリアになりません。
先生から、ここまで長期の症状となるとウイルスによる症状ではなく、食物アレルギーやアレルギー体質による症状の可能性が高いため、呼吸障害についてもアレルギー外来での受診をすすめられました。
4m7d 小麦アレルギー疑惑。小麦除去へ。
呼吸障害を診てもらうため急遽受診したアレルギー外来。
ちょうど同じタイミングで三大アレルゲンの除去期間が終わり、小麦の負荷試験を開始したところ、アレルギー症状がでました。
小麦2日間摂取した2日後の受診だったので、先生に娘の全身を見てもらったところ、アレルギーによる症状で間違いがないとのことでした。
先生からのお話
・やはり小麦アレルギーの可能性が高い。
・生後6か月で血液検査をしてみないとどの程度の数値かわからない。
・現段階でアレルギー反応が出ている以上、ママは小麦を除去した方がよい。
・小麦を除去したうえで、2週間後に再度経過観察しましょう。
覚悟はしていましたが、やはり小麦除去の指示でした。
娘のためとはいえ、小麦の除去はなかなかきつい。
まだ離乳食もはじめておらず、卒乳まで先は長い中、いつまで除去しなければならないのか…。
長い戦いが始まる予感がしました。
4m7d 抗アレルギー剤の投与開始
1か月以上続いている呼吸障害についても食物アレルギーの可能性が高いとのことでした。
転院後ずっと風邪薬・抗生剤の他にネブライザーを借りてインタール・メプチンの吸入をしていました。
今回アレルギーによる症状の可能性があるということで、抗アレルギー剤のオノンの投薬を開始することになりました。
小麦除去をはじめて2週間
1週間の三大アレルゲン除去の後、小麦を摂取して反応した際の娘の様子がこちら。
ここから小麦除去をして2週間後がこちら。
小麦はいろいろな食べ物に含まれており、完全除去しようと思うと本当に大変。
そのため今は完全除去ではなくパンやパスタ、うどんなどの主食系を除去しています。
そのせいもあるのか、日によって多少のアレルギー症状が出る日もありましたが、全身が腫れるということはなくなりました。
4m21d 小麦除去後のアレルギー外来
小麦除去をはじめてからはじめてのアレルギー外来。
肌荒れも改善し、胸の音もクリアになりました。
先生もアレルギー症状が良くなったと一緒に喜んでくださいました。
先生からのお話
・症状は軽快しているので引き続きママが小麦を除去してスキンケアをしっかりしていきましょう。
・次回は生後6か月となった段階で血液検査をしましょう。
・生後5か月となれば小麦以外の離乳食ははじめてOK。
とりあえず娘の肌荒れの原因はわかったし、生後6か月になれば血液検査をしてもらえ、どの程度のアレルギーなのかなんとなくわかるのではないかと、少し先の光が見えた気がしました。
診察の際に気になる今後の見通しについても聞いてみました。
Q.母乳でアレルギー症状がでるということはかなり強いアレルギーなのか?
A.血液検査をしてみないとなんともいえない。
Q.小麦は当面除去となるのか?
A.これもアレルギーの数値次第。通常1歳までは数値がどんどんあがっていくことが一般的。その後1歳半くらいにかけて下がっていくことが多い。経過をみながら小麦をはじめるタイミングを決める。
1か月半続いた呼吸障害もやっと改善し、一旦投薬は全てやめることになりました。
食物アレルギーがあると知ってかなりショックでしたが、アレルギーは一歩間違えると命の危険があります。
娘の命を守るためにも、しっかりと先生の指示を受けていつの日か、娘が小麦を食べられるようになるまで、二人三脚で頑張ろうと決めました。
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