妊娠・出産

新生児一過性多呼吸でNICU・GCUに入院。発症から退院までの経過をまとめました。


こんにちは、ゆう(@mei_workingmama)です。

娘は出生時、新生児一過性多呼吸と診断を受けNICU・GCUに入院しました

私は妊娠高血圧症候群の既往があり、自分がハイリスク妊婦だとはわかっていました。
ですが妊娠時に娘自身の異常を指摘されたことはなく、予定帝王切開で出産したため、娘は安全に産まれてきてくれるだろうとどこかで思っていました。
そのため娘の入院は突然のことでかなり驚いたし相当なショックを受けました。

新生児一過性多呼吸はわりとよくある病気のようです。
特に予定帝王切開される方は同じ病気にかかるリスクが高いようです。

もし同じ病気で赤ちゃんが入院され不安になっているママがこのブログをみて少しでも安心してもらえたらと娘が入院してから退院するまでの経過を記録したいと思います。

新生児一過性多呼吸とは

新生児一過性多呼吸とは
通常赤ちゃんが産まれる前は赤ちゃんの肺は液体に使った状態です。通常は分娩の過程で肺の液体がなくなるのですが、予定帝王切開等で陣痛が来る前に出産をした場合、肺に液体が残り、赤ちゃんが呼吸困難に陥ります
通常酸素投与することで2~3日以内に症状が改善することが多いですが、中には人工呼吸器による補助を必要とする場合があります。

今回娘がかかった新生児一過性多呼吸。

この病気にかかりやすいのは、予定日よりも前に予定帝王切開で出産した赤ちゃんとのことで、まさに娘は当てはまる状況でした。

前回の出産で重症妊娠高血圧症候群にかかり、娘の時にも血圧が上がってきていたこともあり、大事をとって少し早めの37週5日で出産したのです。

私にリスクがなくて自然分娩してあげられていたら、娘に苦しい思いをさせなくて済んだのにと、診断された当初はかなり落ち込みました。

私が出産した病院

今回私自身がハイリスク妊娠だったこともあり、幸いにも出産した病院は周産期母子医療センターでNICUとGCUが併設されている病院でした。

もともとは一般のクリニックでの出産を希望していました。
ですがハイリスク妊娠の指摘をされ、転院をすすめられました。

理由は1人目を出産した際に重症妊娠高血圧症候群にかかっていたから。

妊娠高血圧症候群は一度かかると次の出産でも発症する可能性が高いそうです。

その時は予定帝王切開だし私の血圧があがらなければ無事に出産できるだろうと思っていました。
まさか後日娘が入院することになるとは思いませんでした。

結果的にNICU・GCUがある病院に転院しておいて良かったと感じています。

診断されるまでの経緯

娘は手術室で帝王切開が終わった直後は、一旦産科に戻ったようです。
(私はまだ手術中)

その後すぐに産科で娘の呼吸状態が悪化し、GCUに入院となりました。

この病気は呼吸状態で初期判断をし、最終的にはレントゲンをとって肺に水が溜まっているかどうかを確認し診断されるようです。

診断には他に詳しい検査などが必要なわけではないので、術後すぐに先生から病名を告げられました。

はじめは名前の通り一過性の病気なので2~3日でよくなるでしょうと言われてましたが、娘は重症だったようで、その後呼吸状態が悪化しGCUからNICUにうつり人工呼吸器を装着することになりました。

入院から退院までの経過

産まれてすぐに入院した娘ですが、結果的に退院したのは入院から9日目でした。

入院1日目(出産当日)

出産後すぐに呼吸障害のためGCUに入院。
その後夜間にさらに状態が悪化してNICUにうつり人工呼吸器を装着。

私は術後すぐで面会に行けませんでしたが、夫によると鼻と口から酸素投与をされており、胸には心電図、手には点滴、足には酸素モニターをつけており、たくさんの管でつながれている状態だったようです。
呼吸も早く、身体全体でハァハァ言っており、苦しそうだったとのこと。

この日の夜、呼吸状態が悪化してNICUにうつり人工呼吸器を装着することになります。

入院2日目

自発呼吸が難しく、挿管して人工呼吸器で呼吸を助けている状態。
抱っこはもちろん、ミルクもおっぱいも呼吸状態が安定するまではできない。
まずは人工呼吸器からの離脱をすることが直近の目標であり、入院期間はおよそ2週間前後ではないかと説明を受ける。

私がはじめて面会できたのは2日目でした。

娘の身体中たくさんの管がつながれており、栄養は全て点滴で補われていました。左手だけが自由な状態でしたが、手の甲は採血のため青紫色になっており、生後2週間たった今でもまだ腫れています。

新生児は身体も血管も何もかも小さくて、処置はとても難しいそうです。夫が最初に先生から説明を受けた際にもらってきた紙には、処置の際のリスクなどがたくさん書かれていました。

また同意書には「新生児仮死蘇生術に関して」や「身体拘束に関して」という内容のものがありました。
生命を救うために、両親の同意前に先に処置をさせてもらうことがある。また処置のために手足や身体を縛ることがあるといった内容でした。

正直説明の内容を聞いていると怖いなと思うこともありましたが、もはや娘を救ってもらうためには先生にすべてをゆだねるしかないと思い、すべてお任せしていました。

入院3日目

午前中、呼吸器の装着により呼吸状態が安定したため、呼吸器をはずして様子を見たところ、自発呼吸で安定しているためGCUに再度移動。
GCUに移動後は、呼吸器はなくなったものの、栄養は主に点滴で補い、口から今でチューブを入れて、胃ろうのような形で少しずつミルクを始めると説明をうける。

呼吸器の離脱まではもっと時間がかかると思っていたので、1日半で呼吸器が外れたのは意外でしたし、良かったと思いました。

NICUで呼吸器をつけていた時は、栄養は右手からの点滴で補っていたものの、胃の中がからっぽなので、お腹が減って娘は泣いていました。泣いていたといっても呼吸器がついているので声を出すことはできません。

顔を真っ赤にして苦しそうにしている姿をみてとてもかわいそうだと思っていたので、経口哺乳ができなくても、ミルクが胃の中に入れば少しは楽になるのではないかなと安心しました。

入院4日目

経口でのミルクがはじまる。搾乳した母乳をはじめて飲ませる。
点滴は継続。

前日の夕方から胃ろうでのミルクを開始し、この日から経口でのミルクがスタートしました。
元気な子だと出産当日からミルクがはじまるので、だいぶ遅いスタートですね。

出生時2700gあった体重も、2400gくらいまで落ちてしまっており、呼吸が安定したあとの目標は経口哺乳ができ、きちんと体重が増えないと退院は難しいと言われました。

このころからは呼吸状態が安定していたので、この後の入院はどちらかというとこの体重増加がメインのようでした。

入院5日目

沐浴スタートと初めて笑顔が見れる。
処置台からコットにうつり、はじめて肌着を着せてもらう。

面会に行くと、はじめて肌着をきている娘がいました。
どうやら看護師さんに生後初めての沐浴をしてもらったようです。
まだ身体に心電図モニターや酸素濃度をはかる機械はついていましたが、点滴は外れていました。

また処置台からコットに替わっており、明らかに回復しているなと感じることができました。

面会に行くと寝ていることがほとんどでしたが、新生児微笑も見ることができました。
このころから、もしかしたら予定より早く退院できるんじゃないか?と感じ始めました。

入院6日目

パパと沐浴実習。体重はまだ減少中。

この日は休日ということもあり、看護師さんからの提案で、パパと沐浴実習をさせてもらえました。
私はお腹の傷が痛かったので、パパが看護師さんに教えてもらいながら実習。

2人目の子供ではありますが、息子はもう4歳。4年ぶりの沐浴だったので、2人ともすっかり忘れており、実習させてもらえてよかったです。

そして、この時パパにやってもらっておいて良かった。退院後は、帝王切開の傷も痛かったし、誰も頼れる人がいない我が家では夫婦で協力して赤ちゃんのお世話をするしかなかったのですが、パパが毎日沐浴をやってくれてとても助かりました。

これから出産されるママには、ぜひパパの沐浴実習をおすすめします。

入院7日目

自立哺乳スタートとはじめての母子同室。
出産7日目にしてはじめて直母できました!

この日までは先生から一回に飲むミルクの量を毎日指示されていましたが、退院にむけて自立哺乳(赤ちゃんが欲しがるだけ飲ませる)をはじめることとなりました。

というのも、私の退院が翌日に迫っていたのです。
私自身も帝王切開の際に出血多量で貧血の症状がひどく、先生からは入院期間を延長してはどうかと提案を受けていました。

ただ大学病院だったので上の子が面会不可で、もう限界を迎えていたこともあり、ゆっくり入院しているわけにもいかず…。

退院を1~2日のばして赤ちゃんと一緒に退院が確実にできるなら考えるけど、そうでないなら私だけ先に退院したいと伝えていました。

この日新生児科の先生に聞いたところ、赤ちゃんの退院がいつになるか現状では体重が増えていくことを確認できていないので何とも言えないとの回答だったため、私だけ翌日先に退院することを決めました。

なのでこの日の午後、一度GCUから私の部屋に赤ちゃんを移動して母子同室を体験。直接母乳をあげることもOKがでたので、はじめて赤ちゃんにおっぱいをあげました。

2人目なのですでに乳腺が開通していておっぱいがかなりはっていたので、赤ちゃんに吸ってもらえて楽になったし、やっぱり搾乳より直接母乳を吸ってもらえる方が気分的にもうれしかったです。

入院8日目

ママの退院。家での搾乳をスタート。

朝まで母子同室をして、この日は私の退院日でした。
朝からパパが病院に来てくれて娘との時間を過ごしていましたが、私が退院手続きをしている間に、娘はGCUに戻ってしまったので、この日はゆっくり娘とは過ごせず。

看護師さんからは搾乳の説明を受けて、母乳バッグを購入しました。

入院9日目

赤ちゃん退院。家での生活がスタート。

前日から3時間おきに搾乳した冷凍の母乳バッグを持って面会に行こうとしたところ、病院から電話がかかってきて、急遽娘が退院できることになったと連絡をうけました。

もっと退院まで時間がかかるかなと思っていましたが、退院の日は突然やってきました。
正直夫も仕事に行ってしまい、私も車の運転を止められていたので、どうやってお迎えに行こうかとあたふたしました。

GCUにつくと、たった1日しかたっていないのに、赤ちゃんが一気に増えていました。
前日産まれた赤ちゃんたちでしょうか?きっと次から次へとリスクがある赤ちゃんが入院するので、状態が少しでも安定した赤ちゃんは退院させていくのでしょうね。

娘は呼吸状態も安定しているし、前日に比べて体重も増えたので、もう大丈夫でしょうとのことでした。退院時の体重は2500gちょっと。小さめ赤ちゃんですが、哺乳力はそれなりにあるので、しっかり母乳とミルクをあげてくださいと指導され退院となりました。

最後に

今回突然のことでかなりびっくりしたしショックも受けました。
元気に産んであげられなかったことに、娘に申し訳ない気持ちでいっぱいだったし、この先どうなるんだろうと不安も強く、毎日涙していました。

ですが、この新生児一過性多呼吸という病気は、わりと症状が重かった娘でも10日弱で退院することができ、特段後遺症等の心配もないと先生から聞いています。

もし同じ病気になられたママがいれば、NICUやGCUの先生を信じてお任せすればきっと大丈夫だと思います。医療スタッフさんは本当に献身的にケアして治療していただきました。

今回娘が入院することになって、やはり妊娠・出産して母子ともに元気でいられることは奇跡だと改めて実感しました。新しく産まれてきてくれた生命の重みをしっかりと受け止め、家族四人で新生活を送りたいと思います。

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